第十六章 A VERY FROSTY CHRISTMAS第十六章 A VERY FROSTY CHRISTMAS”とっても凍りつくようなクリスマス”って凄いタイトルですね。 まぁ冬なので寒いのは当たり前なんですが、身も心も凍りつくような事件でも起こるのでしょうか・・・ クリスマスの休暇で隠れ穴に来ているロンとハリー。 (ちなみにハーマイオニーは来ていません。いまだケンカ中の2人・・・) パーティでのスネイプとドラコの会話を立ち聞きしたことをロンに話します。 そこで、"Unbreakable Vow"の話しをすると、ロンはすごく驚いています。 ハリーはこの誓いの意味を良く知らないらしく、ロンに尋ねると、なんと、誓いを破ると死んでしまうそうです。 ロンが5歳の時に、双子の兄がこの誓いをロンにさせようとしたらしく、アーサーパパが発見してすごく怒ったそうです。 ロンいわく、「ママみたいに怒ったパパは、あの時以外に見たことがない」そうです。 噂をすれば・・・で、フレッドとジョージがキッチンに入ってきて、ラベンダーのことでロンを冷やかします。 パーティーにはウィーズリー家の他に、ルーピンとフラーも参加します。 チャーリーとパーシーは来ないようです。 キッチンにはクリスマスの放送でモリーの好きな歌手のCelestine Warbekが流れているのですが、フラーが大きな声でしゃべるので、モリーはそれに対抗するようにボリュームを上げ、歌声はだんだん大きくなります。 Celestineの、”鍋いっぱいの熱くて強い愛を”が流れると、「18歳の時に一緒にダンスを踊った曲だわ!」「覚えてる、アーサー?」とモリー。 ハリーはアーサーとルーピンに、ドラコとスネイプのことを話します。 2人とも、「ダンブルドアはスネイプを信じている」からスネイプを信じると言っています。 ダンブルドアの命令で、スネイプはドラコのやろうとしていることを聞き出そうとしているのかもしれない、とのことでした。 ルーピンは現在、狼男たちと一緒にいるそうです。 狼男たちのほとんどはヴォルデモート側にいるそうで、ルーピンはスパイをしています。 もっとも残忍な狼男の、Fenrir Greybackもいるそうです。 Greybackは子どもばかりを襲い、狼男にして、両親から引き離して、普通の魔法使いを憎むように育てるんだそうです。 かつてルーピンを噛んだ狼男もGreyback。彼のせいでルーピンは狼男に・・・ ハリーは混血のプリンスの話をルーピンにしてみます。 プリンスがジェームスではないかというハリーですが、ルーピンいわく、 "Levicorpus"はポピュラーな呪文だし、ジェームスは純血で、"プリンス"と呼んで欲しいと言われたこともない、プリンスはシリウスでもルーピンでもない、とのことでした。 さらに、本が出版された年を見れば、プリンスがいつ頃学校にいたのかもわかるんじゃないか、とのこと。 ハリーが教科書を調べてみると、50年近く前に発行されたものだということがわかりました。 次の朝、クリスマスプレゼントが届いていました。 ロンには、ラベンダーから"My Sweetheart"と形どった大きな金のネックレス(汗) ハリーには、モリーから、大きな金のスニッチを編みこんだセーター、フレッドとジョージから、WWW(双子のお店)の大きな箱、そしてクリーチャーからもプレゼントが・・・「ご主人様へ、クリーチャーより」って書いてあります。 そういえばすっかり忘れてましたが、クリーチャーってハリーのしもべ妖精になったんでしたね。 「僕はクリーチャーに何にもあげてないよ。普通はしもべ妖精にもプレゼントをあげるのかな?」とハリーが言うと、「ハーマイオニーならね」と答えるロン。 でも、クリーチャーからの包みを開けると、中に入っていたのは・・・・・ たくさんの蛆虫!!!!キャー!!! パーティにはトンクスも招待したんだけど来なかったそうです。でもトンクスは自分の家族と過ごしているんじゃないか、とのことでした。 ハリーが、「トンクスのパトローナスが変わった」ことを話すと、時々、とてもショックなことがあると、変わることがあるんだそうです。 トンクスのパトローナスは、大きくて四本足の動物だった、とハリー。 そこへ、パーシーがやってきました!!! ・・・新魔法大臣のRufusも連れて・・ モリーは大喜び。 家族水入らずにしてあげよう・・・ということで、ハリーはRufusと2人きりに。 ・・・っていうか、Rufusがハリーと話すのが本当の目的だったんじゃないか、って気がしますが。 Rufusの用件は、予言のことを持ち出して、ハリーが'chosen one’として、みんなが魔法省に良い印象を持つように協力して欲しい、という感じでした。 ハリーがオーラーになりたがっているのをアンブリッジから聞いたと言って、協力してくれるなら世話してやってもいいぞ、みたいなことを言います。 ハリーはアンブリッジの名前を聞いて怒り爆発!(当たり前だ) きっぱり断ります。というか、魔法省を激しく批判します。 交渉決裂です。 魔法大臣が変わって、少しは魔法省も良くなるのか?と思ったら、相変わらずですね~。 っていうか、まだいたのか!アンブリッジ!! ハリーとともに5巻での酷い仕打ちを思い出してしまいました。 今思い出しても酷いですね・・・羽ペンのお仕置きとか・・・(涙) タイトルになっている、凍りつく出来事ってクリスマスプレゼントのことだったんですね。 ラベンダーからのプレゼントとクリーチャーからのプレゼント。どっちがより凍りつくでしょうか・・・?(どっちも嫌だなぁ) そして"Unbreakable Vow"がどんな誓いなのかやっと明らかになりました! 誓いを破ると死んでしまうなんて! ナルシッサ恐るべし!! スネイプ先生大ピンチ!? ますますスネイプが敵なのか味方なのかわからなくなってきましたね・・ アーサーとルーピンが信じる、って言ってますが・・・ あぁそれから、混血のプリンスについて、新しい手がかりが出てきましたね。 教科書は50年くらい前に発行されたとのこと。これでジェームス達の世代がプリンスではない、ということがわかりました。 といっても、全員が教科書を新品で揃えてれば、の話ですが。 少なくともジェームスとシリウスの家はお金持があるみたいなので違うでしょう。 |